平隊員ブルーの釣り日記

今回は魚レンジャイ隊員のグリーンさんの紹介で鯛ジギに連れていってもらえることになりました！



当日集合すると、小泊沖にブリ！が来ているらしいということで目的地を竜飛沖から小泊沖へ変更とのこと




はるばる青森市から船を引っ張り、やっとの事で小泊港から出航！




7/23　3：30～　　　東の風１～5ｍ/ｓ　小潮　　波0.5～１.5ｍ






まだ薄暗い中沖へ出ると・・・








奇跡の凪！！





まずは１投目、潮の流れはそこまで早くなく雰囲気的には今別沖にちかい感じ？らしいです。

この海域はあんまり来ないということで、ジグの重さを変えながら探って行きます。





今回は扱うジグが６０ｇ～１８０ｇということで自分の持っているタックルではまったく歯がたたない為殆ど借り物になってしまいました









暗い内は反応が出ずに小移動





だんだん夜が明けてきてジグを軽くしていき、自分の買ってきたジグでは重過ぎるので





ついにレッド副隊長から借りた秘伝のジグケースに手を伸ばしました





両手を合わせながら投入した、ＨＩＲＡＪＩＧＲＡ１００ｇ緑シルバー





軽くキャストしてカーブフォール気味に探っていくと




着底直前





・・・もぞ





とりあえず合わせると、魚！





小さくても鯛来い！って思いながら慎重ーーーーに巻き上げると・・・






うれしはずかしファーストフィッシュ！




とっても嬉しい外道・・・ナイスサイズ（尺）の沖メバル♪


ありがとう！レッドさん




そうこうしている辺りは明るくなり、なにやら騒がしくなってきました。。。





バシャーーン、バシャーーン


と、なにかが跳ねています。



どうせイルカだろうとおもいながらイルカこっち来いーーとか思ってると・・・






なにやら、魚！　　しかもあのまんまるい胴体と、とがったヒレの形は！！




マグロ！！！


鳥山はないもののあっちこっちで、ナブラが発生！








まぐろが跳ねるたびに





みんなは軽めのジグで表層早まきしたり、船頭さんはでっかいシンペン投げたりしてます






そうこうしている中でグリーンさんはしっかり本来の目的である鯛！をゲット！！





さすがです！





船頭のＫさんも鯛ゲット





とりあえず鯛も釣れた事だし、マグロは跳ねまくってるし・・・





もう、みんなの意識はほぼマグロに向いていました





そして、この後のドラマティックな展開に続くのでした。。

鯛を揚げたグリーンさんはマグロ狙いのミノーを担当になりマグロの群れに向かってキャストを繰り返すのでした。




ここら辺でシーアンカーを外し、マグロの群れを追いかけて移動する作戦に変更






もし釣れた時の４人の役割分担を決めて準備万端！？





キャスト担当は船首右舷のＹさんへ





そうこうしているうちに次の群れを発見！





急いで近寄り、エンジンを切って、、そぉーーーーーと群れに近づきます





キャストして届くギリギリのところで、担当のＹさんがキャスト！！






マグロの群れのど真ん中に着水！



超！ナイスキャスト！






いいとこ落ちたなーーってボーっと眺めてると






バシャン！　　ん　・・・





なんかいい感じの出方したねぇっておもって横見ると竿がぐにゃり、ドラグなりまくり！！！




うぉ！やべぇ！俺何するんだっけ！


あたふたあたふたしながらみんなを見回しているうちに





うわぁぁぁぁぁーーーーという　　　Ｙさんの声





どうやらバレタようです






まさに夢見心地、一瞬の出来事、突然の出会い！




ほんとにＨＩＴするとわ！！





４人全員の興奮はしばらく冷めませんでした






貴重な体験が出来ました！マグロの熱さ　ちょっとだけ分かった気がします







日が高くなりマグロの群れも居なくなり、ココまでの釣果はミヅクサガレイ２５ｃｍ（60ｇ爆釣ＪＩＧ）アイナメ35ｃｍ（150ｇクイックゼロワン）





メインの鯛が釣れずに何とか釣ってやろうとカブラを投入し始め、これで釣ってくれとグリーンさんから渡された十六夜黒赤を投入！






それはフォール中に突然やって来ました！






ゴンッ！とアタリ来た直後ＰＥ３号がジィーーーーーと引き出されます！






テンションを緩めないように少しづつドラグを閉めますが、まだまだ止まらない！！







さすがに青物っぽいなと思った頃、隣のＹさんにＨＩＴ！




そしてグリーンさんにＨＩＴ！！





最後に船頭さんにもＨＩＴ！！！！







まさに戦中お祭り騒ぎ　





これは確実に青物の群れ到来、ブリサイズに期待しながら、お祭りしちゃぁいけないとおもい





ドラグを強めにして強引に巻き取ります！





水面近くまで上がって来てもまだまだドラグ出して暴れまくり！！






上がってきたのは




ワラサ級60ｃｍ３．３ｋｇ



やべぇ、超嬉しい！




でもブリまで遠い～～





ちょっと安心して気が抜けそうになりましたが、






次は鯛だ！ということで





今度グリーンさんにお勧めされたのが





インチク必殺ＳＰチューン



どれどれっ、と





投入して数投






またしもフォール中







アイナメとかメバルに比べ鋭いアタリ



カンカンカン！と三回






これはっ！！鯛だ！！



がぁ、フォール中のアタリの為に焦ったのか、某Ｄ社安物のリールのせいか、ベールがしっかり返っておらず
あわせた瞬間にラインがバタバタバタ！！とベールにあたりながら放出


慌てて、ベールをしっかり返すとまだ魚は居るよう。




しっかりドラグを効かせると、、、竿が水中に引き込まれる程の突込み！






さっきの青物かそれ以上！！









突込みに耐えようと少し竿を起こした瞬間・・・












プチッ・・・・




あっさりと・・・




高切れ・・・・





新品のＳＵＮＬＩＮＥ　ＨＧJigger １号　だったんですが・・・





グリーンさんの高級インチクとともに・・・　　　ごめんなさい






初心者丸出しの痛恨のＭＩＳＳ！！






かかった時のあわってぷりはいまだに直りません・・






やはり、道具ははここ１発、この１匹を逃さない為に用意し、メンテするもんだと心から思いました。。







これも経験だと諭され次なる獲物を求め、自分のジグをキャストしますが、








無反応・・・





船頭さんは、着々と鯛を掛け続けています







ちょっとリフレッシュしようと、料理の上手くて評判のグリーンさんの奥さんの手作りおにぎりを頂くことに。





からしマヨチキン！


まるでローソンの新商品のような具のおにぎり！



おいしかったです！ごちそうさまでした！






昼前にして、体力と眠気が限界に・・・




うとうとしながら、少し休憩しようかどうしようか悩みながら




カックン・カックン。。。






こうゆう時に上手い人って釣るよなぁーとか思っている時






なにやら船尾の方で、船長さんが静かにファイトを開始しました。





ファイトすること数分間






あまりに冷静に釣り上げたその魚体（鯛）





なんと！！





８５ＵＰの伝説的真鯛



アベレージの大きい鯛の中で一番の親玉、ワラサが小さく見えるその魚鯛


まさにはんばねぇ～１匹







おめでとうございます！





眠気なんか吹っ飛んでしまい、せっかく乗れた船なので限界までがんばる！と心に決めた瞬間でもありました（笑）






このあとちょっとだけお借りした


UFM　JERKING STICK　　+ステラ４０００



この竿の感覚が忘れられません







いつかは絶対手に入れて見せようと決意しました。ぼくはくま









この後も眠気とラインに絡みつくクラゲと戦いながら







ゲットしたのは良型（尺クラス）のマゾイ

前回もマゾイゲットしたのでマゾイとは相性がいいようで。




この後風が強くなり始め一旦上がりを決めますが





帰っていると、風が弱くなりはじめ





鯛を釣ってない僕らの為に






泣きの延長戦！！


・

・

・

がッ





結果は出せず







そのまま帰港となりました。







今回は、魚種はたくさん釣れたんですが、肝心の鯛がゼロ枚






底メインに狙っていればもっと根魚とフラットフィッシュは釣れたとは思いますが。。






今回メインに使っていたのはＰＥ３号とジギング用の硬い竿
そして、メインに使っていたのはジグ１種類に対して１種のカラーしか使えなかったこと（それしかもってなかった）
次もし行けたらやって見たい事は結構ありますね。

ぜひまた行きたいです！




そして、おいらが一枚も鯛釣れない時に６枚も鯛を釣ってしまう船頭のＫさん。。。まさに規格外！





次一緒に乗ったら、ずーーーっと見つめていると思いますが別に変態ではないんでご勘弁ください









みなさん今回は大変お世話になりました、よろしければぜひまたご指導頂けると幸いです。




いくら魚のアタリにびっくりしても『あぶねぇっ！！』とは言わないように気をつけたいと思います（爆）